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アウトドア道具のメンテナンス 錆だらけのスキレットを復活させる

投稿日:2017年9月30日 更新日:

錆だらけのスキレットを再生する

野外料理、特にバーベキューで使うロッジ(LODGE)のスキレットですが、スペアリブの煮込みを作った時に軽く焦げ付かせ、面倒くさいから焦げを焼き切ろうと、バレル型バーベキューグリルに放り込んで高温で焦げを焼き切ったのですが、一晩かけて焼き切ったので、すっかり忘れて放置していました。

あ、スキレットのこと忘れてたわ。

と、バレル型バーベキューグリル(マスタービルド製)の蓋を開けたら、錆だらけなわけで。

ちょ!

焦げ付きは、ちゃんと焼き切れていたのですが、錆だらけで、もっと面倒なことになってしまったという。

仕方ないので、錆落とし、再シーズニングの再生処理をすることにしました。

バレル型バーベキューグリルの炭火で行いました。

錆だらけスキレット復活の工程

そんなこんなで、

作業工程には大きく2つあって、ひとつは「錆落とし」、もうひとつは「シーズニング」です。

錆落としは、スキレット全面に赤錆浮いていたのですが、そんなに深くなく、スチールたわしのゴシゴシでいけるだろうとは思ったのですが、せっかくなので、錆も焼き切ることにしました。

高温のオーブンに入れてやるのですが、スキレットが入るようなアメリカの家庭にごく普通にある大型オーブンなんて無いので、バレル型バーベキューグリルで代用です。

シーズニングは、これは普段のキャストアイロン(鋳鉄)製スキレットやダッジオーブンのお手入れと同じなので、いつものようにオリーブオイル使用です。

ぶっちゃけ、やる作業自体は簡単です。

ただ、時間が結構かかったりします。

それも、熱せられたスキレットを冷ます、つまり「クールダウン」する時間が。

特に「シーズニング工程」は、同じ作業を何度も繰り返しますから、この「クールダウン」で結構時間を取られるんですよ。

マ、それも楽しい工程なんですが(笑)

錆びたスキレットの状態

ちなみに、

錆びたスキレットの状態はこんな感じでした。

錆びたスキレット

錆びたスキレットの裏側

スキレットの裏側(底の方)に線状の模様が入っていますが、これは焦げ付きを焼き切る時にバレル型バーベキューグリルにずっと入れたままだったので、グリルの網の模様が焼きついた、それ以外が焼けおちたから(笑)

焦げと一緒に油膜も焼けおちているので、地金のシルバー色が出ていたり。

錆を落とす

そんなことはどうでもよくて、

まずは第一工程の「錆落とし」です。

  1. バレル型バーベキューグリルをオーブン状態にし、スキレットをその中に入れ錆を焼き切る
  2. アツアツのスキレットをクールダウンさせる
  3. スチールたわしと重曹でゴシゴシと錆を落とす
  4. スキレットをしっかりと乾かす

錆を焼き切る

炭火をガンガン焚いたバレル型バーベキューグリルにスキレットを入れます。

バレル型バーベキューグリルなどの蓋のあるやつじゃないと出来ないです。

オーブン状態にならないから。

両面しっかりとやります。

錆を焼き切るためにスキレットを入れる

両面やる

温度は、300度以上で時間は2時間くらいかなぁ。

表面1時間、裏面1時間くらいやったと思います。

温度は300度以上

クールダウンさせる

錆を焼き切ったスキレットはアツアツですから、注意してバレル型バーベキューグリルから取り出し、ある程度冷めるまでクールダウンさせます。

超アツアツなので30分以上かかります。1時間近くかかったかなぁ。

このあとはゴシゴシとやるだけなので、完全に冷ますまで他のことやってましたワ。

スキレットをクールダウン

こういう時、Weberのチャコールスターターはデカイので重宝します。

錆をこすり落とす

クールダウンが済み熱が無くなったスキレットをスチールたわしと重曹でゴシゴシとやります。

錆をこすり落とす作業です。

スチールたわしだけ、またはクレンザーなどの研磨剤でもいいのでしょうが、こういう時には重曹が役に立ちます。安いし調理に使う道具なので安全でもあるし。

躊躇なく重曹を使い、軽く濡らしたスチールたわしでゴシゴシとやります。

しっかりと表、裏、横、あらゆる場所をゴシゴシ。

スチールたわしは荒い目のやつと細かい目のやつ二種類ある方が便利で痒いところに手が届きますよ。

スチールわたしと重曹で錆をこすり落とす

裏の錆もこすり落とす

あらゆるところの錆をこすり落とした後、

水で汚れを洗い落とすと、こんな感じになっているはず。

水で洗い流す

錆落とし完了

錆が落ちると、地金のシルバー色が目立つはず。

スキレットを乾かす

錆を落としたスキレットの水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、完全に乾かすために、バレル型バーベキューグリルで残っていた水分を乾燥させます。

このあとにシーズニング作業があるので、水分は完全に除去します。

水分を飛ばして乾燥させる

シーズニング

ロッジ(LODGE)のスキレットやダッジオーブンは、購入すると最初からシーズニング済みなので、正確に言うと、この工程は「再シーズニング」になりますが、そんなのは別にどうでもいい話です。

デ、

このシーズニングには以下の作業があります。

  1. スキレットにオリーブオイルを満遍なく、薄く塗る
  2. スキレットをバレル型バーベキューグリルで焼いて油膜を作る
  3. クールダウンさせる
  4. 1から3を納得いくまで繰り返す

オリーブオイルを塗る

スキレットにオリーブオイルを満遍なく、薄く塗るわけですが、この作業はキッチンペーパーよりも綿の布の方がよろしいです。

日本のキッチンペーパーってのは、どのメーカーのやつも、こういう作業を考慮して作ってありません。

アメリカのキッチンペーパー(コストコのやつとか)使っている人はわかると思いますが、

もう全然別モノです(笑)

厚さからして違う!

コストコのキッチンペーパーとかある人は、それでいいですが、そうでない人は、すぐに屑が出る日本製キッチンペーパー(台所で使用する分には充分な性能ですけど)は使わない方が吉。

わたしは、いらなくなった無地のコットンTシャツをハサミで適当な大きさに切って、アウトドアギアメンテナンス用として使っているので、それを使用しています。

まぁ、たぶん、どっちも無いと思うので、そういう方は、仕方ないので、普段使うキッチンペーパーを使って下さい。

しょうがないから(笑)

出来ないことは、ないですから。はい。

ほんで、

満遍なく、薄く、が大事です。

スキレットにオリーブオイルをたらす

満遍なくオリーブオイルをスキレットに塗る

薄くオリーブオイルをスキレットに塗る

オリーブオイルを塗ったスキレットを焼く

満遍なく薄くオリーブオイルを塗ったスキレットをバレル型バーベキューグリルで焼きます。

この作業は、別に蓋があるバーベキューグリルじゃなくてもいいです。

蓋しませんから(笑)

普段のお手入れ時は、台所のガスコンロだったり、安全装置あるのですぐに弱火になるのでイラついてカセットガスコンロに変えたりと、別に炭火である必要はないのですが、

スキレットを満遍なく焼くには、バーベキューグリルが便利です。

焼き方ですが、最初は変化なく、その後だんだんとオリーブオイルが熱せられて煙が出てきます。

その煙が出なくなるまで。

ただ、スキレットが熱せられた煙も出てくるので、最初のうちはよくわからないと思います。

なので、

スキレットに塗ったオリーブオイルの状態を見る。

最初はテラテラです。オリーブオイルを塗っているので濡れている感じでテラテラしています。

オリーブオイルが熱せられて煙が出て落ち着くと、そのテラテラが無くなります。

そこで焼き終了させて下さい。

見ればわかります。

下の画像は、煙が出ている状態のやつ。

スキレットを焼く

テラテラした状態のやつと、それが無くなった状態のやつは以下。

オリーブオイルを塗ってテラテラした状態のスキレット

オリーブオイルが焼かれてテラテラが無くなった状態のスキレット

あ、表面、裏面、両方焼いて下さい。満遍なく。

クールダウンさせる

というような作業を何度も繰り返しますので、再びオリーブオイルを塗るために、スキレットを冷まします。クールダウンさせます。

錆落とし時のような時間はかかりませんが(あっちの方が超アツアツにしているから)、それなりにクールダウンには時間がかかるので、暇つぶしか他の作業を見つけておくのが吉。

ブラックポットになるまで繰り返す

使い込んでからのやつがブラックポットなので、言葉の使い方間違ってますが、要するに、購入した時のような黒光りになるまで、上記作業を繰り返すということになります。

4~5回くらいじゃないでしょうか。

今回は、それくらいでいけました。

1度や2度だと、錆を落としたあとの再シーズニングとしては無理です。地金が出ている状態の再シーズニングなので。

酷い場合は10回以上繰り返したりします。

でも、完全に復活しますから。

「こんなもんだろう」

と納得したら終わりです(笑)

今回はこんな感じのとこで終了しました。

ビフォーアフター

既に焦げを焼き切っていたこと、錆もそんなに深くなかったこと、な今回の状況でしたが、

再生処理をする前と後を比較すると、

へぇ~

となるから不思議です(笑)

割とひどい状況からの再生だったりしたんだな、と。

復活前と復活後のスキレットの比較

錆びたスキレットの再生作業の動画版

キャストアイロン(鋳鉄)製のスキレットやダッジオーブンは、どんなに酷い状況でも、ちゃんとメンテナンスしてやれば完全復活するので一生ものだったりするわけですが、

その気になるのが難しいから困る(笑)

そりゃ毎日のお食事作りに使うフライパンも鉄フライパンじゃなくフッ素加工とかになるわけダ。

もう使い捨て扱いですもんね。

そんなこともどうでもよくて、

というような復活再生作業の動画は以下になります。

午前中から初めて、終わったの夕方でしたから、

やっぱ、

やる気になるのは難しい作業だったり(笑)

と、

まぁ、

こんな「アウトドア道具のメンテナンス 錆だらけのスキレットを復活させる」でした。

ってなことで。

-道具
-,

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