アウトドア料理、野外料理の醍醐味は、広い空間で調理をし、出来たてをホクホクしながら食べること、つうことになると思いますが、食べ物は、地面に近いほど旨い、という言葉もあるので、家から出て、お外でミートソースパスタ(スパゲティ)を作ることにしました。
なぜミートソースパスタ(スパゲティ)かというと、
簡単だから(笑)
野外料理ではレトルトソースを使わず簡単に作る
焚き火で作りましたが、お湯を沸かし、パスタを茹で、レトルト食品のパスタソースを使うってのは、そこまでするならパスタソースも作ればいいのに!と思ってしまう方なので、パスタソースから作りました。
なぜなら、
簡単だから(笑)
一番簡単なのはぺペロンチーノで、カルボナーラやボンゴレ系のビアンコとかロッソとかもありますが、ミートソースをセレクトしました。
なぜなら、
簡単だから(笑)
ミートソースパスタ(スパゲティ)の作り方
そんなことはどうでもよくて、作り方です。
材料
材料と調味料
- 完熟生トマト・・・完熟じゃなくてもOK。2~3個。無くても可。
- ホールトマト・・・1缶(カットタイプが使いやすい)
- 玉ねぎ・・・適当な大きさの1個
- ニンニク・・・一塊の半分
- 合挽肉・・・200~400グラム(パック売りのやつの1パックくらい)
- パスタ・・・お好みのパスタ(今回は300グラムのスパゲティーニ)
- オリーブオイル・・・パスタなのでオリーブオイルが好ましいけど、油ならなんでも可。
- 岩塩・・・塩ならなんでも可。
- オレガノ・・・無くても可。
- セロリシード・・・無くても可。
- ブラックペッパー・・・胡椒系ならなんでも可。
完熟生トマトをたくさん頂いたので、最初はこれでトマトソース作ろうと思ったのですが、煮込む時間が長いのでホールトマトも使っています。
つうか、ホールトマトだけでいいです。
1缶で5~6人前のソースが出来ます。カットタイプが使いやすいです。1缶100円くらいなので、生トマトを買うより安いし便利!
味付けの調味料は、基本的に塩とコショーで十分です。
今回は、オレガノとセロリシードを入れています。バジルとかもいい。ハーブスパイスなので味というより香り。
トマトの存在感は凄いので、ハーブスパイス入れても、野外(アウトドア)では、香りに変化があるかよくわからない、というのは内緒!
最初にすること
野外(アウトドア)での焚き火を使った料理ですから、
まず、
火を起こす。
そして、ミートソースの下ごしらえの最中に、パスタを茹でるためのお湯を沸かすので、焚き火に水を入れたシチューポットを置いて沸かす。
これが段取り的に最初にやることになります。
下ごしらえをする
ニンニクを切る
お湯を沸かしている中、まず、下ごしらえを開始します。
ニンニクをみじん切りにします。
適当でいいです。
玉ねぎを切る
次に、玉ねぎをみじん切りします。
適当でいいです。
トマトを切る
次に、トマトを角切りにします。
適当な大きさに角切りです。トマトのおつゆがドバドバ出てくると思いますが気にしない。
そのおつゆごと使うので、トマトを切るのは一番最後にして、まな板におつゆもそのままにしておきます。
画像では、た~くさんトマトありますが使うのは2個か3個分です。残りはサラダ用なのです。
ホールトマトだけの場合は、この工程はありません。
以上で下ごしらえは終了です。
ミートソースを作る
焚き火にスキレットをくべて熱します。
プレヒートですね。やんなくても別に問題ないです。
オリーブオイルを入れます。
パスタの作り方的に、このオリーブオイルを入れる時点で刻んだニンニクを入れますが(香りを出すため)、今回はミートソースで結構炒めたりするので、ここでは入れません。入れると、あとの方で火が入り過ぎて軽く焦げた香りが付くため。
玉ねぎを入れる
スキレットにみじん切りした玉ねぎを入れ、軽く炒めます。
あ、スキレットはアツアツな状態ですよ。
軽く炒めるとは、玉ねぎの色が少し変わるくらい。見ていれば、軽く火が通ったかわかります。
それがわからない方は、レトルトソースでいいと思います(笑)
合挽肉を入れる
軽く炒めた玉ねぎの中に合挽肉を入れます。
サッと混ぜてもいいし混ぜなくてもいいです。
ニンニクを入れる
玉ねぎと合挽肉の上にみじん切りしたニンニクを入れます。
合挽肉と一緒に入れても全然問題ないです。
そして、軽く炒めます。
味付けをする
ある程度炒めて、合挽肉が生から火が通った状態になったら、味付けのための調味料を入れます。
岩塩、コショー、オレガノ、セロリシードを順不同に入れます。
量は適当でいいです。
塩とコショーだけは、少し入れ、味を見て調整して下さい。ここは好みですから。
そして、さらに炒めます。
ある程度炒めると、合挽肉から出る濃厚な脂と玉ねぎのおつゆ、ニンニクの香り、これらがミックスされて、超美味しそうな匂いがあたりを包みます。
野外(アウトドア)でも、はっきりとわかります。
このまま炊きたてのドンブリ飯にぶっかけて、半熟目玉焼きのせて、軽くお醤油をかけて、お箸でグチュグチュにしつつ食べてもいいです。
めちゃくちゃ旨いです。男飯です。
でも、それしちゃうと、トマトが寂しそうに取り残されます。
トマトを入れる
そんなこともどうでもよくて、
角切りした生トマトとホールトマトを入れます。
軽くまぜつつ、煮込みます。
ミートソースの完成
煮込みつつ、味見をして、足りない調味料を追加したりして味を調整します。
煮込まれると、濃厚なコクと香りが凄いです。色も変化してきます。
見た感じより、味見するとわかりますが、トマトが入っているのでサッパリもしています。
この濃厚なコクとサッパリ感がミートソースの醍醐味です。
味は薄い方がいいと思います。
トマトのサッパリ感とお肉の濃厚なコクが楽しめますから。
マ、好みです。
これでミートソースは完成です。
熾き火状態のとこにスキレットを移動させて保温します。
この間も煮込まれているので、さらに濃厚なミートソースになります。
パスタを茹でる
ミートソースが出来上がったら、パスタを茹でます。
最初に沸かしていたお湯、途中で沸騰しているはずなので、ちょいと熾き火のとこに移動させておいて、ミートソースが出来上がったら火を強めて再沸騰させます。
このへんは、手際良さが求められるとこで、サッサッとやればカッコいいはず。
パスタ(スパゲティ)は、パッケージに茹で時間が明記してあるので、その時間より、ちょい短い時間茹でてアルデンテにします。
柔いやつが好き!
って方もいらっしゃるので、ここは好みの茹で方で。
パスタ(スパゲティ)が茹であがったら完了です。
皿に盛り付けてミートソースパスタ完成
お皿にパスタを装い、上からミートソースをかけて完成です。
玉ねぎの甘さ、ニンニクの滋味、トマトの酸味と爽快さ、合挽肉のコク、うっすらとしたオレガノとセロリシードの香り、やんわりとした塩味、キラリとした胡椒の存在感、それらがミックスされ、簡単にできるのに豊潤で豊満で濃厚な味のミートソースが、淡白なパスタ(スパゲティ)とからみあい、
とてつもなく旨い!
のが出来上がりました。
見た目は給食!
マ、
これ系のパスタは、よほどのことがない限り、失敗はしないです。
大人数でも賄える、手軽に作れるパスタなのでお試しアレ!
焚き火で作るミートソースパスタの作り方一部始終動画
というようなレシピつうか調理工程の一部始終動画は以下になります。
コショーを入れている箇所にテロップ入れ忘れちゃった。
こういうシチュエーションで作っていたり
GW中は、色々と工作したりしていたのですが、庭キャンプもやっていたりして、うちは庭でも裏庭でも普通にキャンプ出来るので、わざわざお金を出してキャンプ場まで行こうという気にならないのです。なかなか。
かつ、ばあちゃんちの山とかもあるので、ブッシュキャンプとかも気兼ねなく出来たりもする。
但し、もうシーズンオフに入ってきているので(山は初夏から晩秋まで行くとこじゃないです。ありとあらゆる危険があります。普通に虫の大群に襲われます。ヘビとかも。もう基本冬くらいですよ、行けるの。高温多湿な地元では、夏場とか地獄のジャングルです)、
とりあえず、庭キャンプして遊んでいました。
その中で、せっかくなのでミートソースパスタでも作って食べようと。
こんな感じで作ってました。
旧ソ連軍のPlash Palatka(プラシュ・パラツカ)最高です。上の方のやつ。
焚き火は直接地面にやっても良かったのですが、面倒だったので、炭火用コンパクトバーベキュー台を焚き火台に改造したやつでやりました。
作りはロゴスの焚き火台ピラミッドグリルの丸パクリなChina製。チャコール(炭)仕様なので、丸パクリとまではいかないかな?
値段は三分の一以下だけど(笑)
但し、頑丈。
デ、
薪がこの太さだと焼き網が載らないので、丁度いい高さのブロックを両サイドに配置し(この点、庭キャンプは楽)、Weberチャコールグリル57インチ(旧型シルバー)の頑丈なグレイト(焼き網)をのっけて調理場所作っています。
Weberの焼き網頑丈すぎるワ。
んで、
焚き火は夜までやってました。
風強くて、灰受け皿の意味があまりなかったんですが、ウインドシールドするの面倒だったのでそのまま。
改造して灰があまり落ちないようにしているので、さらに灰受け皿の存在意義が・・・
以上、余談です。
と、
まぁ、
こんな「焚き火で作る簡単アウトドア料理 ミートソースパスタの作り方」でした。
ってなことで。
初めてご連絡します。こちらの記事にあるお写真を使用させていただきたくご連絡しました。ご確認のほどお願いできれば幸いです。よろしくお願いいたします。