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焚き火パスタ 赤ワインたっぷりボロネーゼ

投稿日:2019年1月7日 更新日:

焚き火パスタ ボロネーゼの作り方

調理用焚き火のカマドとして有名な「ダコタファイヤーホール」で赤ワインたっぷりな肉々しいボロネーゼ・パスタを作りました。

その作り方です。

ミートソースなボロネーゼは、超簡単に作れます。

基本的に、ひき肉を赤ワインで煮込んで炒めた野菜(玉ねぎやセロリとか)やトマトと和えるだけ。

野外料理(アウトドア料理)としては、見た目のボリュームやネーミングのゴージャスさに比較して、最も簡単な料理のひとつと思います。

赤ワインで煮込まない普通のミートソースだと、さらに簡単つうか煮込む時間がいらないのでお手軽です。

なお、

ボロネーゼを作っているのは2018年の10月末だったりしますが、前記事同様、色々と忙しくて記事投稿が年明けになったというのは内緒ではありません。

ダコタファイヤーホール

そんなこんなで、

過去記事でもダコタファイヤーホールでの調理を投稿しているのですが、その時は適当にダコタファイヤーホールを作ったし、かつ、暗くなって画像とか動画もよくわからないやつになっていたのですが、ダコタファイヤーホールの説明を書いているので引用します。

ダコタファイヤーピット(ダコタファイヤーホール)は、二つの穴を掘って地下で二つの穴を繋ぎ、一方は焚き火用、一方は空気穴用で、空気穴により空気の流れを作る、煙の少ないカマドのことですが、このカマドで野外料理をしました。

本来は、もっと深くしなきゃなんですが。

焚き火料理 ダコタファイヤーピットでポークサンドイッチを作る

 

ある意味、ダコタファイヤーホールのリベンジだったり。

穴を掘るのは疲れます

そうそう。

なにが大変かって、ダコタファイヤーホール用の穴を掘るのが一番疲れます。

今回は、割と深めに掘ったので大変でした。

穴掘りを手作業でやった方ならわかると思うのですが、穴掘りって大変です。

人が入れるくらい(つまり墓穴)の穴を掘るのって、一人だと軽く1時間以上かかりますよ。

おまけに重労働(笑)

検索するとダコタファイヤーホールのページって結構ヒットしますが、

「作るの簡単です」とか書いてあるのは、

嘘です。

材料など

そんなことはどうでもよくて、

用意した材料は次の通りです。

  • ひき肉・・・合いびき肉を適量
  • 玉ねぎ・・・たぶん半個
  • セロリ・・・適当な長さ
  • にんにく・・本来は「玉ねぎ・セロリ・人参」なんですが、人参なかったのでニンニク
  • 赤ワイン・・適量
  • 塩・・・・・少々
  • カットトマト・・・適量(ホールトマトでも可)
  • パスタ・・・お好みの量
  • 水・・・パスタを茹でる用
  • オリーブオイル
  • バジル・・・オプション(お好みで)
  • オレガノ・・オプション(お好みで)
  • ブラックペッパー・・・オプション(お好みで)

焚き火パスタボロネーゼの材料

調理器具として、上の画像右上にあるチェコ軍メスキットと画像には写ってないですが、お肉を赤ワインで煮込む用の鉄フライパン(焚き火フライパン)を使用しています。

ソフリット

パスタなのでカテゴリー的には、一応イタリア料理で、イタリア料理には「ソフリット」というやつがあります。

玉ねぎ、セロリ、人参をソテーして作るやつ。

料理の味出しやコク出しに使うイタリア料理では定番な、日本料理風に言うと出汁系のやつなんですが、本来、このソフリットでボロネーゼを作るのですが人参がなかったのでニンニクで代用しています。

ニンニクなのでソフリットと全然違うんですが、個人的にニンニク大好きなので、

マ、いっか。

と。

作り方な簡単レシピ

火をおこす

ダコタファイヤーホールに火を起こします。

ダコタファイヤーホール

野菜を切る

人参があればソフリットになる材料を切ります。

玉ねぎ、セロリ、ニンニクです。

適当に細かく切っています。

玉ねぎを切る

セロリを切る

ニンニクを切る

切った野菜はこんな感じ。

人参があれば彩り豊かだったはず。

切った玉ねぎ・セロリ・ニンニク

野菜を炒める

切った野菜を炒めます。

ソテーします。

チェコ軍メスキットの小さいお鍋にオリーブオイルをたっぷりと入れ、その中に切った野菜をドバドバと入れます。

チェコ軍メスキットに切った野菜を入れる

あとは火にかけてソテーです。

チェコ軍メスキットは、軍用品なのでチープですがアルミの厚さがあり頑丈で、こういうソテーにはうってつけです。

つまり、

焦げない。

チェコ軍メスキットを火にかける

この時、

塩を少々いれてソテーします。炒めます。

「下味」用ではなく「出汁」が出るように塩を入れる。

ひき肉を炒める

鉄フライパン(焚き火フライパン)にオリーブオイルをたらし、ひき肉を入れます。

あとは火にかけてソテーです。

ひき肉は砕かずになるべくゴロゴロした状態でソテーします。

これがボロネーゼのコツです。

が、

お好みなので、ひき肉をボロボロにしても無問題(笑)

鉄フライパン(焚き火フライパン)にオリーブオイルをたらす

ひき肉を火にかける

片面をじっくり焼いたらひっくり返す

ひき肉の片面をじっくり焼いたら、形が崩れないようにひっくり返して、もう片面を焼きます。

まぁ、ひっくり返す時に形はある程度崩れるんですが(笑)

ひっくり返して挽肉の裏面もじくりと焼く

赤ワインを入れ煮込む

挽肉をじっくり焼いたら赤ワインを入れ煮込みます。

赤ワインは、たっぷりと入れましょう。

赤ワインを入れる

鉄フライパン(焚き火フライパン)ギリギリまで赤ワインを入れる。

赤ワインはこれくらい入れます

強火で煮る

赤ワインを入れたあとは、強火で煮込みます。

強火じゃなくても煮込めますが、個人的には強火で煮込みます。

その間、ソテーしている野菜もマゼマゼする。

ソテーしている野菜もマゼマゼ

赤ワインの汁気が無くなるまで煮る

煮込んでいると、赤ワインが段々と減っていきますが、汁気が無くなるまで煮込みます。

赤ワインが減ったなぁ~

とか思っていると、すぐに全部なくなるので、そう思った瞬間から目を離してはいけません。

目を離すと、あっという間に焦げ付きますよ(笑)

強火で煮込み料理する時の定番注意事項ですね。

赤ワインの汁気が無くなるまで煮込む

ソテーした野菜と煮込んだ挽肉を和える

赤ワインで煮込んだ挽肉が出来上がる頃には、ソテーしていた野菜もいい感じになっているので(しんなりと汁気がある状態)、火から下ろして一緒にします。

ソテーした野菜と赤ワインで煮込んだ挽肉を和える

カットトマトを加える

ソテーした野菜に赤ワインで煮込んだ挽肉を和え、マゼマゼしたら、そこにカットトマトを加えます。

カットトマトを加える

各種スパイスはオプション

お好みで、この時に各種スパイスを加えてもいいです。

加えなくてもいいです。

オリジナルというか本場は加えないはず。

でも、個人的に好きなスパイスを追加しています。

バジル、オレガノ、ブラックペッパーを。

味見して、薄いようだったら塩を軽く追加するのもここ。

スパイスを加える

そしてマゼマゼ。

マゼマゼする

ボロネーゼソースを煮込む

これがボロネーゼソースですが、ここから軽く煮込みます。

煮込むことによってコクのあるグッドなミートソースになります。

ボロネーゼソースを煮込む

パスタを茹でる

ボロネーゼソースを煮込むと平行してパスタを茹でます。

まず、

お湯を沸かす。

チェコ軍メスキットの大きいお鍋を使います。

チェコ軍メスキットでお湯を沸かす

お湯が湧いたらパスタを投下。

野外料理(アウトドア料理)なので、パスタは半分に折って使います。

パスタをチェコ軍メスキットに投下

パスタが茹で上がる頃には、ボロネーゼソースがいい感じになっているはず。

こんな感じに。

ボロネーゼソースの出来上がり

パスタとボロネーゼソースを和える

パスタが茹で上がれば、出来上がったボロネーゼソースを和えるだけです。

これで、ボロネーゼ・パスタ完成。

簡単です。

茹で上がったパスタとボロネーゼソース

パスタにボロネーゼソースを和える

マゼマゼしましょう。

マゼマゼする

これで出来上がり!

焚き火パスタのボロネーゼ完成

焚き火パスタのボロネーゼの作り方動画版

というようなレシピ動画は以下になります。

最後に

ソフリットで作ってないので、アレンジ版ボロネーゼになりますが、もう少しカットトマトを入れても良かったかな、と。

別の料理に使った残りのカットトマトを使ったので、チト少なかったかも、と。

でも、

まぁ、

お肉ゴロゴロで美味しかったです。

赤ワインのコク素晴らしいワ。

それにしても、

野外料理(アウトドア料理)のパスタは手軽で楽で旨いのでいいですワ。

ダコタファイヤーホールとスパゲティ・ボロネーゼ

そうそう。

ダコタファイヤーホールは、調理に特化した焚き火、つまり「カマド」なので、熾火になっても、底の方は赤々として、薪を追加すると、すぐに炎が上がります。

暖をとる焚き火じゃないですわ(笑)

せっかく掘ったので、まだそのまま放置してます。

ってなことで。

ダコタファイヤーホールはカマド

-パスタ料理, アウトドア料理
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