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簡単! ポーランド軍テントの縫わないジッパー加工

投稿日:2019年4月26日 更新日:

ポーランド軍テントの縫わないファスナー加工

過去記事で、ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)に改造の必要はない!と書いていますが、今でもそう思っているのですが、やけに簡単なファスナー加工の方法があったので、やってみました。

デ、

同じコットン製軍用テントである米軍のパップテント(シェルターハーフ)もファスナー化は定番改造なのですが、あれは、別の出入り口を作るため、テントシートを切ってファスナーを縫い付けているので(フラップもいるし)、なかなか大変な改造ではあるのですが、

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)にも同じようなファスナー化をしたりして、別の出入り口を作るわけじゃないのでファスナーだけ縫い付けるのですが、ミシンが必要だったりして、これまた、なかなか大変な改造だったりします。

そんな必要ないのに・・・

が、

全然大変ではない簡単なファスナー加工方法がありました。

縫いません!

つうか、ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)自体には、一切合切加工しません。

ファスナーだけ加工します。

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)をお持ちの方はご存知ですが、こいつは2枚のポンチョをボタンでつないでテントにします。

そう、ボタンがあります。

なので、

ファスナーをボタン式にするだけでファスナー化できちゃいます。

超簡単です。

ミシンもいらない。

そして、取り外し可能という利便性。

あ、

小学校の時に家庭科で習ったボタン付け技術だけ必要(笑)

簡単ファスナー化に必要なもの

そんなことはどうでもよくて、

縫わないファスナー化に必要なものは以下のものです。

  • ファスナー:155センチのやつ。インチだと60インチ。
  • ボタン:テント・シート1枚につき9個必要です。サイズは15ミリ。
  • 縫い針:適当
  • 縫い糸:大きめのやつ
  • チャコペン:ボタンを付ける位置やボタン穴のマーキング用
  • デザインナイフ:ボタン穴を開けるため
  • アルコールストーブとか:デザインナイフを熱する用。バーナーでも何でも可。

ファスナー以外、100均で手に入るのでリーズナブルです。縫い針と縫い糸など、ご家庭にあるものを使えば、さらにリーズナブル。

ファスナーとか

使用したファスナー

2本セットのやつをAmazonで買いました。

2本あるので、ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)のボタン止する2箇所に使えば、フルオープン出来たりします。

マ、あまり意味のないフルオープンですが(笑)


2本 152 cm #10 プラスチックジッパー 縫製、寝袋、ボート、キャンバス、テント (双拉片)

簡単ファスナー化の加工手順

ボタンを付ける

まず、ファスナーが組み合わさっているので分離し、「ボタンを付ける方」と「ボタン穴を開ける方」に分けます。

ファスナーを閉じるのは、ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の上の方からになるので、そこだけ間違わないようにする。

衣類と逆になりますよ。

ファスナー(ジッパー)には、上止と下止ってありますが、衣類のファスナーの一番下(スライダーの付いている片方のファスナーにもう片方のファスナーをスライダーに入れて合体させるとこ)が下止になります。

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の場合は、これを逆にして、ファスナーを閉じる時は「上から下にスライダーを動かす」仕様にします。

そうしないと、常にポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の下の方は閉じたままになりますから。

つうか、ファスナーを閉じる時に、その都度ファスナーを合体させる必要があるので、通常ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)を使用する際も上のボタンは1つか2つは閉じたまま、それ以降をオープンにして使うと思うので、ファスナーを合体させる下止は上にくるようにします(常にスライダーに両方のファスナーが噛んでいる状態にして、閉じる時はスライダーだけ動かす)。

ぶっちゃけ、どっちでもいいのですが、

その方が面倒ではない、と思います。

ボタンを付ける位置をマーキングする

デ、

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)のボタンの位置にあわせ、チャコペンでボタンを付ける位置をマーキングしていきます。

ファスナーがズレないように、先端をクリップなどで固定するといいです。

ファスナーにボタンを付ける位置をマーキングする

ボタンを縫い付ける

縫わないファスナー化と書いていますが、ボタンを付けるということは「縫い付ける」ということなので、

ボタンだけは縫います(笑)

ボタンの種類により4穴のやつ2穴のやつありますが、どっちでもいいです。

家庭科で習った通りに、糸足に縫い糸を巻き付け、玉止めでボタン付けを完了させましょう。

糸足ないとポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)に装着できないですよ。

ボタン穴に2度ボタンを通すので。

ボタンを縫い付ける

9箇所ボタンを付ける

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)は、サイズを問わず9つのボタンがあるので、ファスナーに付けるボタンも9個になります。

ボタンを付け終われば、片方のファスナー加工は完了です。

ボタン穴を開ける

ボタン穴を開けるための位置をマーキングする

もう片方のファスナーには、ボタン穴を開けますので、その位置をマーキングします。

ボタンを付けた片方のファスナーと合体させ、縫い付けたボタンの位置と同じ位置にボタン穴用のマーキングをしていきます。

チャコペンで縫い付けたボタンより大きなラインを描く。

ボタン穴用のマーキングをする

実は、

最初にポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)自体のボタンの位置に合わせてマーキングしていたのですが、ファスナーを合体させたら、思いっきりズレていて「こりゃいかんワ」と。

よく考えたら、

ボタンを縫い付けたあとにファスナーを合体させて、そのボタンに合わせてマーキングした方が正確じゃないか!となった次第であります。

なので、

画像とか動画には、失敗して慌てて消したけど消しきれていない最初のマーキングが残っているのです。

ボタン穴用の切り込みを入れる

ファスナーの生地は、たぶんナイロン(ポリエステルかも)と思われるので、ボタン穴を開けるためのデザインナイフ(カッターでも何でもいいと思います)は、アルコールストーブで熱しています。

ボタン穴の切り込みを入れた箇所が熱で固まるので、いわゆる、ほつれ防止のためです。

熱するのはバーナーでも何でもいいです。

デ、

その熱したデザインナイフで、マーキングした箇所に切れ込みを入れていきます。

ボタン穴の切り込みを入れる

ボタンは9個なので、ボタン穴用の切込みも9箇所になります。

ボタン穴用の9つの切込みを入れたら、こっちのファスナー加工も完了です。

つまり、

これで出来ました!

ボタン穴加工時の注意点

ボタン穴は切れ込みだけなので、普通の、衣類等のボタン穴に比べ脆弱です。何度もファスナーを取り外し使っていると、このボタン穴(切れ込み)が裂けてきたりする場合があります。

なので、

切れ込みを入れる時に、焼いて固めるわけですが、うまくいかない場合とかは、瞬間接着剤などで補強したり、切れ込みの上下部分を手縫いしたりして補強した方が吉。

ミシンでボタン穴縫いすれば完璧ですが、そういうことが出来る方は、最初からテント・シートにファスナーを縫い付けているだろうかと。

このファスナー化は、テントシート自体には加工せず、取り外し自由なツールとするものなので、それがいいって方でミシンを使える方は、やった方が大吉です。

ずっとファスナーを付けたままでも、開け閉め時に無理やりやっちゃって、ボタン穴が裂けたりする可能性もあるので、ホタン穴の切れ込み(特に上下部分)がささくれないように補強することをオススメします。

ファスナーを取り付ける

ボタン穴を開けたファスナーを取り付ける

最初にボタン穴を開けた方のファスナーをポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)に取り付けます。

純正ボタンのある方に取り付けます。

ここは、2度ボタンを通すところなので、最初に純正ボタンを直にボタン穴に入れます。9つ全部。

開けたボタン穴が小さい(狭い)場合は、切込み直して下さい。

ボタン穴に純正ボタンを入れる

9箇所全部ボタンを入れる

次に、

純正ボタン穴にもボタンを通します。

これが2度ボタン穴に通すということです。

ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の純正ボタンのある生地と純正ボタン穴のある生地でファスナーを挟む状態。

純正ボタン穴にもボタンを通す

ポーランド軍テントの生地に挟まれたファスナー

これで片方のファスナーの取り付け完了です。

ボタンを付けたファスナーを取り付ける

今度は、ボタンを付けたファスナーをポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)に取り付けます。

ボタン穴(純正ボタン穴)だけあるテントシートの方に取り付けます。

ファスナーに取り付けたボタンをサクッとポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の純正ボタン穴に通すだけです。

純正ボタンをボタン穴に通す

これで、もう片方のファスナー取り付けも完了です。

この時点でファスナーを閉めてみます。

外側からファスナーを閉じるので、あまり実践的ではないのですが、こんな感じになります。

ファスナーを閉じたところ

一応、

生地と生地の間に挟まる感じ(笑)

ポーランド軍テントを張って動作確認する

実際にポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)を張って、ファスナーの具合を確認します。

ファスナー化したポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)

ボタンを付けたファスナーとボタン穴を開けたファスナーはこんな感じです。

ボタンを付けた方のファスナー

ボタン穴を開けたファスナー

まぁ、いい感じではありました。

ファスナーの具合を確認する

中に入って、ポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の内側からもファスナーのチェックしました。

まぁ、いい感じではありました。

内側からファスナーを閉める

縫わないファスナー加工手順の動画版

というようなポーランド軍テント(ポーランド軍ポンチョテント)の縫わないファスナー加工の手順動画は以下になります。

無駄にボタン付けシーンが長いというのは内緒。

最後に

簡単に加工できるのでやってみたのですが、

自分の使い方だと、

ファスナーって不要(笑)

テント・シート自体に加工せず、かつ、取り外し可能ってのは魅力ではあるのですが・・・

なので、

欲しい方がいれば差し上げますよ。

ってなことで。

-道具, 工作
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