サーモン(鮭)の鮮やかな紅色は、野外料理・アウトドア料理を彩ゆたかにしてくれますが、熱が入ると紅色からピンクになるので、調理後はそうでもないナとか思いますが、そう思わないようにしましょう。
そんなこんなで、
雨の中、サーモン(鮭)を飯盒を使ってローストしました。
ローストサーモンです。
ご飯も食べたかったので、USGIキャンティーンカップ(レプリカ)でスペイン米を炊き(煮たという方が正確かな)、付け合せに白ネギを焼きました。
その作り方。
バターライスを仕込む
焚き火を起こす
まず、焚き火台に焚き火を起こします。
雨だったので。
この焚火の中に炭を放り込んでいます。
米と水とバターをキャンティーンカップに入れる
パエリアをした時のスペイン米が余っていたので、それを使います。
日本米(ジャポニカ米)と違い水加減は割とアバウトでいいので、アウトドア料理では便利です。
但し、
白飯だけなら日本米(ジャポニカ米)じゃないとダメです。こいつは、パエリアやピラフやリゾットなどのスープで煮込む時に向いたお米なので。
あ、
米の分量、水の分量などは、適当です(笑)
それでいいスペイン米。
塩も適量入れています。
コンソメとかダシ系のやつ入れた方が良かったかな、と。
焚き火台で炊く
あとは、焚き火台で炊くだけです。
10分くらいしたら蓋を開けて、水分が上に無かったらOKです。
まだ水分が残っていたら、もう少し待つ。
炊くというより、煮る。
水分が無くなっていたら、焚き火台から下ろします。
ローストサーモンが出来るまで蒸らします。
サーモンを仕込む
下味つけは塩コショウ
飯盒より大きなサーモン(鮭)だったので、飯盒のサイズに合うようにカットしています。
カットした部分は、キャンティーンカップの横で炭火焼きです。
すぐ焼けるので、ちょいとおやつ。
デ、
下味を付けます。
塩とブラックペッパー(黒胡椒)です。
飯盒に入れる
下味を付けたサーモンを兵式飯盒に入れます。
下網の上に載せて。
一緒にローズマリーも入れます。
これでサーモンの仕込みは完了です。
アルコールストーブを用意する
兵式飯盒でのローストの熱源はアルコールストーブなので用意します。
ロースト開始
サーモン(鮭)の入った兵式飯盒をセットします。
ロースト開始です。
白ネギを焼く
キャンティーンカップで炊いているお米がいい感じだったので、焚き火台から下ろし、今度は白ネギを焼きます。
ロースト完了
10分くらいしてから、兵式飯盒の蓋を開け、中の様子を確認します。
分厚くないサーモン(鮭)だったので、十分火が通っており、ローストはここまでにします。
やりすぎるとパサパサになりますよ。
盛り付けて食べる
本当は、醤油バターソースを作る予定だったのですが、雨が強かったのでやる気が出ず、
マ、これでいっか!
としました(笑)
とりあえず、
白ネギも焼けたし、盛り付けて実食です。
アツアツのホクホクのヤワヤワなサーモン(鮭)になっています。
焼くと皮とかパリパリになりますが、しっとりして、キレイに身と皮を分離させることができますよ。
日本人は皮を食べるのですが、この作り方だと、外国人みたいに身だけ食べちゃうから不思議です。
レモンを用意していたにも関わらず、すっかり忘れていました。
レモンを絞ってサッパリと食べる予定だったのですが・・・
おいしゅうございました。
バターライスを食べる
サーモン(鮭)に集中していて、すっかり存在を忘れていたバターライス。
バターの香りとコクがいい塩梅で、これまた、おいしゅうございました。
このキャンティーンカップは、ステンレスなんですが、焚き火台で適当に炊いても焦げること無く、まぁ、普通の炊飯より水多めだったし、強火ではほとんど炊いてないってのもあるのですが、
ご覧の通り、キレイなキャンティーンカップの底。
飯盒で作るローストサーモン動画版
というような動画は以下になります。
最初から最後まで雨の音がBGM(笑)
キャンティーンカップの底を見せている時だけ、雨が止んでいるので、まるで、無音映像を見ているような気がするはず。
最後に
これを書いちゃうと、身も蓋もないのですが、
焼いた白ネギの美味しいこと美味しいこと!
何も下味付けしておらず、食べるときもそのまま食べたのに、ほんのりとした甘みが絶品でした。
ええ、
「別にサーモン無くてもいっかなぁ~」
と思いました(笑)
日本人だなぁと思った瞬間です。
そんなことはどうでもよくて、
ローストは、お肉よりお魚の方が簡単です。
アウトドア料理としては、ローストビーフと同様に簡単な調理なので、是非是非。
ってなことで。